自分の欠点というのは中々気付かない所です。
ほとんどの人が他人に欠点を言うことを嫌います。
それはそうですよね。
欠点を言った所で、相手に嫌な思いをさせるかもしれないし、不機嫌になられ怒るかもしれない。
ならば、触らぬ神に祟りなし。
そこまでの付き合いじゃないし、放っておこう。
こう考えるのが9割以上ではないでしょうか。
1割の言ってくれる人は、本当に自分の事を思ってくれる、家族だったり、恋人だったり、友人だったり。
しかし、それを言われ、しっかり気付かなければならないのは自分自身。
欠点を気付く為には、まだ知らぬ環境に飛び込んでみたり、習い事を始めてみたり、様々自分自身を知るキッカケというのはあります。
私自身でも気付いている欠点を一部上げます。
行動力はあるけど飽きやすい性格だったり、人の為を思って言ったことが逆に自分を不利にしてしまったり、情に流されやすかったり、この人嫌だなぁと思うと態度や顔に出てしまったり(相当嫌な相手になります)、短気な部分もあったり、他にも自身で欠点をわかっています。
そういう部分と向き合い、直すこともできてきていますが、長年の習慣で身に付いてしまった欠点は、ちょっとやそっとでは直りません。
別に直す必要もないのかも知れませんが、私自身が直したいと思ったら直さなければならないのです。
昨日の記事に書いてあった「学びは成長」という部分ですが、自己を改めない限りは、成長は望めません。
ただただ、勉強するだけでは外側は良く見えても内側はスカスカの欠陥住宅となんら変わりないのです。
一緒にいる人が自分より結果出していたり成功している人といて、自分も成功していると勘違いしてしまい、人に偉そうに話す人や、自分は特別。なんかあれば教えてくれるし。という甘い考えは見透かされます。
昔は情に流されずるずる教えることもありましたが、その期間が長くなればなるほど、不満は募るばかりになるので、離すことも選択肢に入れるようになりたした。
私の知り合いに占い師がいるのですが、友達からお金がないけど、見てもらいたいことがあると、友達だし、了承しましたが、それが当たり前になり、毎回「タダ」で見てもらおうとする訳です。
これではキリがないし、それが仕事なのだから、鑑定料としてお金を払わないといけません。
そこで、ちゃんとお金を払って受けてと言うと、お金を払うならいいや。となる訳です。
本来なら今までの分も踏まえて払わなければならいところ、逆になんで今までタダだったのに、いきなり有料にするの?と相手も怒り始めます。
私も人にアドバイスし、解決するのが仕事ですが、それを当たり前の様に、言えば聞けるしと考えてる様な人達には何も教える気にはならなくなります。
対価として自分も教えてもらうことがあればもちろん別で成り立ちますが、おんぶに抱っこの様な人には負担でしかないのです。
その部分を欠点と気付く人は自ら直談判してきますが、気付かない人は永遠に気付かない訳で自分は正しいと思ってしまいます。
自分の欠点を知り向き合うことは難しいです。
自分の思っている欠点と他者から見る欠点にはズレが生じる為、直したと思っても全く変わっていない可能性があります。
人は身近な人に影響を受けていきます。
いわゆるドリームキラーとかもそうである様に、自分がこうしたいと思う方向性を周りが拒否し、ネガティヴにさせていくのです。
これは、ソーシャルメディアでの批判なども同じです。
ここ最近、寄付金をネットに投稿しただけで叩かれる有名人が多くいます。
金額を出しているからだとは思いますが、100万とか1000万とか中々できないことです。
しかしそれを、自慢だとか言う人達は、同じことをできるのか?というところです。
例え、高感度をあげる為だとしても、そんな大金を見返りなく振込むことはできないし、そう思う人達は心の貧しい人達なのではないか。
フェイスブックなどでは、ネガティヴな投稿を見た読者は、次いで自分もネガティヴの投稿をしてしまうという、研究結果があるそうです。
批判、悪口、ネガティヴな発言を見せると、周囲もそうなってしまうということです。
いかに人が身近な環境に影響されてしまうか。
人に批判、悪口、ネガティヴの内容を言う人、投稿する人を見ていると自分もそうなってしまう可能性があるということです。
マイナスな感情を人に当て、誰かを踏み台にし、自分の地位を保全しようと思うような人を近づけてはいけない訳です。
それが、身近な環境が重要な意味です。
少し話が逸れました。
人は欠点を知り向き合うことで、より大きくなっていけます。
誰にでも欠点はあります。
全てを完璧に直すことは無理でも、特に気になる部分を向き合う努力さえしていければ、大丈夫ではないでしょうか。
逆に完璧を求め過ぎて何も進まない人はそれが大きな欠点になります。
人それぞれ向き合う部分は違いますが、今一度自分の欠点と向き合う時間を作ることで、また新たに成長していけるものと信じております。

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